Q | ベイトキャストリールを使用していますが、キャスト時に異音がするのですが… |
A | 主にスプールボールベアリングの性能低下による異音の可能性があります。その場合、ベアリングを交換する必要があります。
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Q | 両軸受けリールのスプールが左右に大きくガタつくのですが… |
A | メカニカルブレーキノブをゆるめ過ぎている場合が考えられます。ブレーキノブで調整してください。
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Q | 電動リールの液晶画面がついたり消えたりするのですが… |
A | 本体側のコード差し込み口付近を曲げたりすると液晶画面がついたり消えたりすることがあります。これは錆や汚れによる接触不安定と推測されます。清掃しても改善されない場合はコード内部の断線とも考えられます。
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Q | ICのカウンターに誤差が出るのですが… |
A | まずラインデータの再入力を行ってみてください。再入力を行っても誤差が直らない場合は、表示補正がされているか確認してください。それでも誤差が直らない場合はICの異常が考えられます。
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Q | ラインデータを再入力しても大きな誤差が出てしまうのですが… |
A | 表示補正機能が設定されている場合があります。モードボタンから設定画面をひらき確認をお願いします。表示補正機能が設定されていない場合は 〔Hi 0〕 の表示になっています。(Lo 6→通常表示の−3% ・ Hi 6→通常表示の+3%を液晶表示)
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Q | ボタンを押してもシャクリ(ちょい巻き)機能が作動しないのですが… |
A | リールによって 「シャクリ」と「ちょい巻き」を同じボタンを使って操作するタイプがあります。 上記のタイプはモード設定からご使用されるモードに切り換えてください。 液晶表示に設定されている機能が表示されます。
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Q | 各ボタンを押したときに発するアラーム音がしなくなってしまったのですが… |
A | アラームOFFの設定になっている可能性があります。モードボタンからアラーム設定をONにしてください。(アラーム音設定ができない機種もあります)
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Q | 液晶文字が薄くなって見えにくいのですが… |
A | 新品のバッテリーに交換しても解消されない場合はIC モジュール基盤の不具合が考えられます。今後症状が進む可能性があります。パネルを傾けても文字が読み取れない、もしくは文字が欠けている場合はIC モジュールの交換が必要となります。
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Q | 低速で巻き上げするとパワーがないのですが… |
A | モーターの特性上、低速になるほど巻き上げ力は低下しますので、巻き上げ力より負荷が上回る時はパワーレバー(変速ボタン)で出力を上げてください。
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Q | 負荷が掛かっている時に低速で巻こうとすると、モーターがうなるだけで巻上げができないことがあるのですが… |
A | モーターの特性として低速時は巻上げ力(パワー)が弱く、高速になるほど力が増します。設定したモーター巻上げ力より負荷が大きい場合は巻上げスピードを上げてご使用ください。
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Q | 同じ電動リールなのに隣の人より巻上げスピードが遅いのですが… |
A | リールの状態によっても差は生じますが、主な原因は電源電圧と糸巻き量の違いです。使用電圧が高いとモーターのパワーもアップします。また、糸巻き量が少ないとスプール糸径が細くなるためスプール1回転の巻取り量が少なくなり遅くなります。
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Q | 液晶下段の表示が「8.4」「8.5」などの点滅表示となり、「底から/棚メモ」ボタンを押しても00(m)にならないのですが… |
A | バッテリーチェック機能が作動し、供給電圧が8ボルト台まで低下していることを示す警告表示です。
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Q | 船電源を使うと巻上げ時にモーターが止まってしまうのですが… |
A | 低速・中速で巻き上げをしようとすると、モーターのスピードをコントロールするために、短い周期でモーターへ供給する電気をON/OFFにし、このOFFになる際にモーター部に電力が発生します。電源にバッテリーを使用している場合は問題ないのですが、船電源を使用されている場合は、モーター部で発生した電力が逆流し、リールに向かって流れるため電圧が上昇し、過電圧と判断し保護機能が働き、モーターを停止させてしまうのです。このような現象となるのは、船電源は長い電線で接続しているため、ICモジュール内部の抵抗と外部からの抵抗・コードなどの抵抗が大きいため逆転し、本来発生した電流はバッテリーへ向かって流れるものが、コンピューターへ向かって流れてしまい、電圧が上昇し過電圧と判断し保護機能が誤って作動してしまうのです。この現象はモーターの出力に比例し、モーターが大きいほど発生しやすくなります。(500 番< 600 番)そして、なぜ船電源の抵抗が大きくなるのかは、船のバッテリーから配線をしている電線が細かったり、長かったりすると抵抗が増加するからです。電気的な抵抗は電線が太くなると減少し、長さが長くなると増加します。
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Q | 船の電源でコードをつなぐと「ピー」と連続したアラーム音が鳴り、作動しないのですが… |
A | 規格電圧以上の電圧が供給された時に作動する過電圧警告機能ですので故障ではありません。 すぐに電源を切って適正電源をご使用ください。
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Q | リセットボタンが効かないのですが… |
A | 液晶表示が10m以上を表示している時は00(m)に戻りません。但し、リセットボタンを長押ししますと糸切れ修正機能となり強制的に00(m)に戻ります。修正されますとラインデータが上書きされます。
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Q | 電動巻き上げ中に「ピッ ピッ ピッ」と断続的にアラームが鳴り、巻き上げができないのですが… |
A | 高負荷での連続巻上げ時など、リール性能以上の過酷な状況になると、IC機能保護の為ブレーカーが作動してモーター出力を制御します。
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Q | 仕掛け投入中にガクガクと引っかかってしまったり、竿先がバタバタすることがあるのですが… |
A | 仕掛けの落下スピードよりスプール回転が上回る時に起こる「バックラッシュ」という現象です。スプールを指で押さえたり(サミング)、メカニカルブレーキノブを調整してスプール回転を制御してください。
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Q | 手巻き両軸リールの液晶表示が出なくなったのですが… |
A | バッテリー容量不足の可能性があります。バッテリーは製造段階で組み込まれる為、自己放電により徐々に電圧が低下していきます。また、ボタン類の上に物を載せたり、ボタンが押さえつけられる状態が長く続くとバッテリー容量が短期間で低下する恐れがあります。
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Q | 液晶パネルが曇るのですが… |
A | ご使用条件によってIC モジュール内部の空気が「結露」し、スクリーンパネルが曇って見える場合があります。時間が経って曇りが解消する場合は異常ではありませんが、曇りが消えないで残る場合は浸水していますので、IC モジュールの交換が必要です。
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Q | 液晶パネルが黒く見えるのですが… |
A | パネルの構造上、偏光メガネで見た場合や太陽光線の入り具合によってはパネル表面が黒く見えたり、黒く線が入ったように見える場合があります。肉眼で見て表示が正常かどうかを確認してください。また、見る角度によっても表示が見えにくい場合があります。
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Q | リールを海に落としてしまった場合、IC モジュール内に浸水してしまいますか? |
A | ICモジュール本体は生活防水仕様となっていますが、衝撃等による気密性能の低下や規格性能以上の水圧が加わった場合には内部に浸水する可能性があります。現在異常が見られない場合でも後から症状が出てくることも考えられます。分解点検等ができない為、不具合発生時にはIC モジュール本体の交換が必要となります。
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Q | ウォッシャブルリールを水洗いしたら中から水が出てきたのですが… |
A | 異常ではありません。水洗いしていただく事で内部に入った塩分を洗い流し、塩害を防ぐのがウォッシャブルリールの特徴です。リールのスタンド側に水抜き穴があいていますので、洗い終わったあとは表示部が上を向くようにして置いてください。水で洗い流すことによりメカ部に入った塩水を一緒に外に洗い流すことで機能を維持しています。IC モジュールやモーター部は生活防水レベルとなっています。『ウォッシャブル=完全防水』という意味ではありません。
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Q | 船べり停止位置を1.5mでセットしたのに、1.3mで止まったりする事があるのですが… |
A | 巻き上げ時の張力変動によって糸巻きのテンションが異なる事が原因です。実釣においてテンションは常に変動しておりますので僅かなズレは生じてしまいます。
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Q | 船ベリ停止位置がズレてしまうのですが… |
A | 船ベリ停止位置は、巻き上げ負荷の増減によって誤差が生じます。巻き上げ負荷が小→大の場合:糸残り側にズレが生じ、逆に大→小の場合は、巻き込み側にズレが生じます。(図参照) 巻き込み側にズレが生じた場合は、竿先を破損する場合がございますので、船ベリ停止位置は余裕をもって設定するなどのご注意が必要です。
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