Q | 糸巻きガイドの厚塗り部が横方向にヒビ割れしますが、ヒビ割れしない様になりますか? |
A | 現在あらゆる糸止め剤の中で、全くヒビ割れしないものは残念ながら存在しません。竿の曲がりに追従して伸びる塗料の開発については、今だ研究中です。
|
Q | 竿を振るとガイドが鳴くのですが… |
A | ガイド鳴きは、ブランクの曲がりとガイドの間にできる隙間から生じますが、現在の技術では、発生する鳴きを100 %排除することは不可能です。特に柔軟さを追求したタイプの竿では、ブランクの曲がりにより、発生するケースがあります。ガイドは糸巻きにて固定されており、特にガイドがぐらつくなどの症状がない限り、機能上は問題ございませんので、ご了承願います。
|
Q | 外見上はガイドを固定しているスレッド部の異常は見られないのに、ロッドを振るとカチカチとガイドの所から音がします。このまま使い続けていて大丈夫ですか? |
A | 竿の曲がりにガイドの足が付いていかずに、わずかな隙間が発生するために起こる現象で、破損につながるようなことはありません。ガイドの足は金属なので竿の曲がりに追随して曲がらないためにどんな竿でも隙間は発生しますが音が聞こえやすいものと聞こえにくいものとがあります。
|
Q | インロー継ぎ合わせで、間隔があいてしまっているのですが、これは製品の異常ですか? |
A | インロー継ぎ合わせは、機能上ゆるみ防止の為に、合わせ部が「4〜7mm」あくように設計されています。従って、異常ではありませんので、無理に押し込まないようにしてください。なお、インロー挿入部内面は、絶対に加工しないでください。
|
Q | エギングロッド「ソルティストエメラルダス」で、インロー継ぎのような合わせになっていて、間隔があいてしまっているのですが異常ですか? |
A | インロー継ぎではありませんが、インロー継ぎ合わせ同様、機能上ゆるみ防止の為に、合わせ部があくように設計されています。従って、異常ではありませんので、無理に押し込まないようにしてください。
|
Q | 愛用しているヘラ竿(元竿)の下栓から水が入ってくるのですが、防水ではないのですか? |
A | ヘラ竿の元竿の下栓は、元竿のブランクに接着されていますが、防水構造にはなっておりませんので、ご了承願います。
|
Q | インターラインロッドで、ワイヤーが通りません。どうすれば良いですか? |
A | ご使用の中通しワイヤーを竿と一緒に修理としてお預けください。中通しワイヤーに、何か要因があるケースが多いです。
|
Q | グリップ部分がベタついてきたのですが... (鮎竿、渓流竿、磯竿等) |
A | スベリ止め塗装には寿命があります。紫外線や吸水による経時変化・塗装の劣化などによりベタツキが発生します。 塗装のやり直しをする事ができますので、修理として販売店にご依頼ください。(有料)
|
Q | ガイド裏のエポキシ材が剥れてきてしまったのですが・・・ |
A | この現象は竿のしなり等により、竿(カーボン又はグラス)のカーブ外側面が伸びる事に対し、ガイド足部(金属)がこの伸びに追随出来ず、ガイド足端面に突き上げられる事により、ガイドとブランクの間のエポキシ(厚塗り)材が剥離してしまう現象です。糸巻きでしっかりガイドを固定していますのでガイドがグラつかない限り、ご使用上には問題ないものと考えております。 『参考』 ガイドの足とブランク(カーボン素材)との間に、エポキシ(厚塗り)材を充填する理由は以下の2 通りです。 1. ガイドを糸巻きする際に、より足に糸が乗りやすくする為、ガイド足の先端の表面を荒らして作業いたします。その時、ガイド足の表面加工(メッキ等)が取れて、地金が露出しますが、海水などで、錆びが出る可能性があります。そこで、海水が浸入しずらくなるように、エポキシ(厚塗り)材を充填いたします。 2. 近年、良く使われる、ガイド足の短いタイプの「片足ガイド」では、ガイド裏にエポキシ(厚塗り)材を充填することによって、ガイドの抜け防止を補う役割りを兼ねております。
|